ローカル配送の設定

ローカル配送とは、受信したメールを宛先のユーザへサーバ内の受信箱に届けることです。
具体的には、root宛てに届いたメールは/var/spool/mail/rootファイルへ書き込むといったことになります。

「/var/spool/mail/rootファイルへ書き込む」と書きましたが、
受信箱への配送方法はこれだけではありません。

以下の方法があります。

  • sendmail形式のメールボックス
  • ホームディレクトリ内のメールボックス
  • MailDir形式

sendmail形式のメールボックス

上で例にあげた/var/spool/mail配下のユーザファイルにメールデータを追記していく方法です。
main.cfでは、mail_spool_directoryパラメータでメールのルートディレクトリを指定します。

mail_spool_directory = /var/spool/mail

と指定した場合、上の例のように/var/spool/mailディレクトリがメールデータのルートディレクトリとなり、
その配下のユーザ名ファイルにメールデータが保存されます。

ホームディレクトリ内のメールボックス

ユーザのホームディレクトリにメールを届ける方式です。
home_mailboxパラメータでホームディレクトリ内のメールデータを溜め込むファイル名を指定します。

home_mailbox = test

とすると、{HOME}/testファイルにメールデータが保存されます。

MailDir形式

qmail形式のメール配信方法です。
一番オススメな設定です。
ユーザのホームディレクトリにMailDirなどのメール受信ディレクトリを作成し、
ディレクトリ内でnewなどの新規、既読ディレクトリを作成、
さらにそのディレクトリ内でメールを1通ずつファイルとして保存していきます。
メール1通で1ファイルとなっているため、メール紛失のリスクも軽減できます。

設定はホームディレクトリ内のメールボックス設定でも出てきたhome_mailboxパラメータで行います。

home_mailbox = MailDir/

とすると、ホームディレクトリ内MailDir直下にメールデータが振り分けられて保存されます。
ディレクトリ名の最後に忘れずに「/」をつけましょう。



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Last-modified: 2008-04-05 (土) 01:05:27 (882d)